LAへの駐在が決まった皆さん、おめでとうございます!ロサンゼルスでの生活は車がほぼ必須です。そのため、到着後なるべく早く運転免許を取得することをお勧めします。この記事では、ロサンゼルスで自動車免許を取得する方法について、特にご家族で住む予定の方や日本企業からの駐在者向けに詳しく解説します。
カリフォルニア州の運転免許証の種類
カリフォルニア州の運転免許証には、普通自動車免許(Class C)をはじめ、いくつかの種類があります。一般的に、自家用車を運転する場合はClass Cの免許を取得することになります。
カリフォルニア州の運転免許取得の流れ
カリフォルニア州で運転免許を取得する基本的な流れは以下の通りです。
- DMV(Department of Motor Vehicles:車両管理局)への申請: 最寄りのDMVオフィスに行き、必要書類を提出して申請を行います。オンラインでの事前申請も可能です。
- DMVウェブサイト:https://www.dmv.ca.gov/
- 筆記試験(Knowledge Test): 交通ルールや標識に関する筆記試験を受けます。日本語での受験も可能です。
- 視力検査(Vision Test): 視力検査を受けます。
- 写真撮影: 免許証に掲載する写真を撮影します。
- 指紋採取: 指紋を採取します。
- 仮免許証(Instruction Permit)の取得: 筆記試験と視力検査に合格すると、仮免許証が発行されます。仮免許証を持っている間は、成人の免許保持者の同乗が必要となります。
- 実技試験(Driving Test): 実技試験を受けます。運転技術や交通ルール遵守状況などが審査されます。
- 免許証の発行: 実技試験に合格すると、免許証が発行されます。
申請に必要な書類
DMVへの申請には、以下の書類が必要です。
- 申請書(DL 44): DMVオフィスで入手するか、オンラインでダウンロードできます。
- 身分証明書: パスポート、ビザ(就労ビザなど)、I-94(出入国記録)など、有効な身分証明書が必要です。
- 居住証明書: 公共料金の請求書、銀行の明細書、賃貸契約書など、カリフォルニア州に居住していることを証明する書類が2通必要です。
- 社会保障番号(SSN): 社会保障番号を持っている場合は、提示が必要です。持っていない場合は、その旨を説明する必要があります。
- 手数料: 申請手数料が必要です。
筆記試験について
筆記試験は、交通ルール、道路標識、安全運転に関する問題が出題されます。DMVハンドブックをよく読んで勉強しておきましょう。日本語版のハンドブックも用意されているので、英語に不安がある方でも安心して受験できます。オンラインで模擬試験を受けることもできます。
実技試験について
実技試験では、基本的な運転操作(発進、停止、右左折、車線変更など)や交通ルール遵守状況などが審査されます。事前に練習しておくと、落ち着いて試験に臨むことができます。教習所などで練習することも可能です。
国際運転免許証について
国際運転免許証は、日本で発行された運転免許証に基づいて発行されるもので、海外で運転する際に携帯すると便利なものです。しかし、カリフォルニア州では、居住者(10日以上滞在する者)はカリフォルニア州の運転免許証を取得することが推奨されています。国際運転免許証だけで長期間運転することは避けましょう。
日本企業からの駐在の場合の補足情報
- 会社からのサポート: 会社によっては、運転免許取得費用を補助してくれる場合や、教習所を紹介してくれる場合があります。人事担当者に確認しておきましょう。
- レンタカー: 免許取得までの間は、レンタカーを利用することもできます。会社がレンタカーを手配してくれる場合もあります。
- 社用車: 会社から社用車が支給される場合は、個別に免許を取得する必要がない場合もあります。
家族で住む場合の注意点
- 家族全員の免許取得: 家族全員が運転できると、移動の自由度が高まります。
- お子さんの送迎: お子さんの学校の送り迎えや習い事の送迎など、車が必要になる場面が多くあります。
まとめ
ロサンゼルスで生活するには、車がほぼ必須です。カリフォルニア州の運転免許証を取得することで、安心して運転することができます。この記事を参考に、早めに免許取得の手続きを進めましょう。
この記事で紹介したサイト一覧
- DMVウェブサイト:https://www.dmv.ca.gov/
- DMVハンドブック(日本語版):https://www.dmv.ca.gov/portal/handbook/california-driver-handbook/
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